2010/11/30

2011年11月27日 大原山~千光寺で紅葉狩り&修行

去年の紅葉はそれはそれは見事なものでしたが、今年は猛暑と急な冷え込みで、もっとすごいらしい。そういう期待を抱いて、枚岡駅に降り立ったのでした。




早速、鳥居をくぐって枚岡梅林へ。




すばらしい青空!




神津嶽(かみつだけ)山頂にて。天気がいいと、コントラストが強すぎて写真が・・・。一長一短ですな。




このあたりから、新入生のM本さんがペースダウン。厚着しすぎが原因と思われます。晴れたせいで朝は冷え込んだものの、昼間はポカポカ陽気になったので、タートルネックとダウンジャケットはさすがに暑かったでしょう。

<ともちゃんのちょこっとアドバイス> 登山には薄手のものを何枚か着て、こまめに脱ぎ着することで体温調整できるようにしましょう。「暑いけど、これ以上脱ぐものがない!」とか、「フリースを着ていたら暑いけど、脱いだらTシャツなので寒い!」などと困らずにすむようにしましょう。タマネギみたいな重ね着(レイヤード)を心がけてください。




生駒ドライブウェイ沿いのカエデは真っ赤になってました。美しい~!




紅葉が目にしみる~!!




千光寺の行場で度胸試し。まずは「西の覗き」近くの岩からおそるおそる覗き込みます。




「鼓岩」から、顔だけ出した写真。




千光寺奥の院の裏行場で、ハーネスとロープで確保して岩登り。千光寺のお坊さんが出てきて、「責任者はどなたですか?!」と言われてギョッ。中止させられるのかと心配しつつお坊さんのもとに行くと、「無断で登られると困る」「岩にボルトを打ったり、傷をつけたらダメ」「けが人が出たら寺の責任にもなる」という言い分でした。そこで「今から許可願います」「岩には絶対に傷をつけません」「安全には配慮します」と誠意をもって交渉すると、しぶしぶながら許可してくださいました。今後裏行場を利用したい方々には、前もって千光寺に申し込むことをお勧めします。




1年もたつと、受講者さんたちの身のこなしも軽くなってきました。岩場に対する恐怖心もなくなってきたみたい。




清滝石仏群を見ながら下山。川面にかぶさるように生えるカエデも紅葉してました。




陽気につられて桜も狂い咲き?花見までできちゃいました。

2010/10/26

2010年10月23日 滋賀県・大谷山からは琵琶湖と日本海が一望!

宿泊登山からわずか1週間での山行でしたが、みなさん疲れも見せずに元気に参加されました。



休耕田にはコスモスが満開でした。




登山道わきには、早々と色づき始めた葉も。




先週の木曽駒ヶ岳があまりに寒かったので、厚着してきた方もちらほら。今日は天気が良く、かなり暑かったかも。日中は半袖で十分の気温でした。「眺望コース」から、マキンピックランド付近のメタセコイヤ並木を見下ろします。




なんと、季節外れのイワカガミの花を発見。夏の猛暑と、急激な冷え込みで狂い咲きしたのか?




気温が高いせいで、もやがかかったようになっており、あまりはっきりとは見えなかったものの、大谷山山頂
から琵琶湖と日本海を見下ろすことができました。この稜線は分水嶺となっていて、「高島トレイル」の一部として
知られています。




マキノスキー場への下山路はブナが美しいところ。春先はイワカガミ群落も咲き乱れ、ともちゃんお気に入りの道です。




鮮やかなレモンイエローの毛虫を発見。大きくなったらどんな虫になるのかな。




ススキ野原を歩きます。秋だなあ。




マキノスキー場は、無雪期にはキャンプ場となります。区画分けされていないので、好きな場所に好きなように
テントを張ることができます。この日も真新しいテントがいっぱい。バーベキュー楽しそうだな。




「マキノ温泉さらさ」に入浴することなく帰りました。バス停そばに植わっているアカマツの枝に、スズメバチの巣を
発見!!ちょうどバス停の真上にあります。先日キイロスズメバチに刺されてから、人生にリーチがかかっているともちゃん
としては、バスに乗り込むまで生きた心地がしませんでした。誰か早く駆除して~!!

来月は生駒山系の大原山です。去年みたいにきれいな紅葉に巡り合えるといいな。

2010/10/18

2010年10月16日~17日 「日帰り」登山教室メンバー、宿泊登山に行く!

企画に手間取ったり、人数が集まらなかったりして、催行が危ぶまれた今回の山行。
でもなんとか今日に至りました。天気もいいし、いい山日和です。

梅田から観光バスで一路駒ヶ根高原へ。たった12人なのに、40人乗りのバスは贅沢!
早起きした分、ゆったりしたスペースで睡眠を取り戻しつつ向かいます。

駒ヶ根近辺にはM下さんが若い頃に造った高速道路の橋が3つもあるそうです。せっかくなので、
橋に近づいた頃に、マイク片手にその頃のエピソードを語ってもらいました。




菅の台から登山バスを乗り継いでロープウェイの駅・しらび平へ。途中、カモシカの
歓迎も受けました。





紅葉シーズンのロープウェイは30分待ち。ようやく千畳敷に到着すると、今度は真っ青な
空が迎えてくれました。





さあ、出発だー!





登山道の途中で休憩。「富士山が見えるよー!」





小屋に着いて早々に、荷物を置いて、ハーネスを着けて、いざ宝剣岳へ!





固定ロープを伝って、慎重に登ります。結構楽しいかも。





宝剣岳山頂!達成感!!





山小屋で用意された部屋は二つ。こちらは男性3人、女性9人。昔懐かしい「グーとパー(グッパー)」で
部屋を決めました。





温かい布団で眠り、朝は5:30に出発。とは言っても、日の出は5:55、朝食は6:00なので、小屋から
ちょっとだけ歩いた場所で日の出を迎える予定でした。ところが雲が厚くて太陽は見えず、結局いつ
日の出があったのか分からずじまいでした。

朝食をすませてから、木曽駒ヶ岳へ向かいます。昨日と違って風が強く、気温も低くて寒いのなんの!





途中の中岳で記念写真。





木曽駒ヶ岳山頂。バックに富士山と宝剣岳を入れた、欲張りな写真です。

下山中、両膝が痛くて歩くのに苦労している山ガールと遭遇。あまりにつらそうなので、テーピングと
痛み止めのシップをしてあげました。ちゃんと下山できるといいなあ。





長~い坂をがんばって下り、この笑顔!





下山後はお待ちかねの温泉です。こまくさの湯でゆったり温まり、味わい工房で弁当&地ビールで乾杯!
「これが楽しみで山に登ってるようなもんやなあ(笑)」





食事後は、さっきまで飲んでいた地ビール「南信州ビール」の醸造元、マルスウイスキー駒ケ岳醸造所
で工場見学&試飲。
我がパーティーは、12人もいるのに、お酒が飲めない人が一人もいないという珍しいグループです。
みんな大喜びで飲むは飲むは・・・。地ビールはもちろん、ウイスキーやワインもおいしいと好評でした。





帰りは渋滞に引っ掛かりましたが、ロープワークの練習で退屈知らず。でも車酔いしない程度にしてね。

初めての企画にしては、うまくいったほうではないでしょうか。また楽しい企画を考えますね~。


















2010/10/07

宿泊登山講座 催行決定!

最少催行人数の15人には達しなかったものの、11人も集まったということで、朝日旅行、JTB朝日カルチャー、
そしてともちゃんのギャラをちょっとずつ削って、催行にこぎつけました。

いい天気になるといいなー。

2010/09/29

2010年9月25日 金剛山・モミジ谷には秋の気配

受講の申し込みをしていながら、ずっと欠席だったO田さんが、ついに初参加してくださいました。
今後ともよろしくお願いします。

今回の行き先は金剛山。「え?今さら金剛山?」と思った方もいたでしょうが、そこはいつも何か
ひねりがあるともちゃんの登山教室。フツーの金剛登山ではありません。今日のコースは、
ポピュラーな金剛山なのに道標がないので、知らないと入りにくいモミジ谷ルートです。



ツリフネソウがきれいでした。




林道から外れてすぐに川を渡ります。始めはおっかなびっくり渡っていたみなさんでしたが、
「たいていの登山靴は、水深3センチくらいまで浸けても水が入ってこない」と伝えると、
思い切ってばしゃばしゃ歩いて渡渉するようになりました。不安定な飛び石を探して渡るより、
そのほうがずっと安全です。




いくつかの堰堤のわきもよじ登ります。




ふくらはぎが痛くなるような急傾斜を登って沢を離れると、ブナが美しい稜線に出ます。




これまでの険しさはウソだったかのように、あっけなく山頂への林道に出ます。
さっきまで急傾斜をがんばって登っていたくせに、神社の前で「え~っ、この階段を上るの?」
だって。せっかく来たんだから、もうひとがんばりしましょうね。




山頂はご神体で立ち入り禁止。なので、ここが山頂ということで、はいポーズ。




帰路のタカハタ谷もスリリングな場所がいくつかあって、退屈しないルートでした。

予想に反して、コケたり滑ったりする人もなく、しかもコースタイム通りに歩けたので、
さすがに1年以上続けていると歩き方も上手になり、体力もつくものだと感心させられました。
この調子で来期も楽しく歩き続けましょう!

宿泊登山講座のお知らせ

ともちゃんの登山教室が始まって1年たち、受講者のみなさんたちに、「もっと楽しいことをしたい」
「もっと高い山に登ってみたい」など、いろいろな要望が出てくるようになりました。山を楽しんで
くださっている証拠だと、嬉しく思っています。

そんな要望の中に、「山小屋に泊まってみたい」というものがあり、「何とかかなえられないかなあ」
と、朝日カルチャーセンターの担当者に相談したところ、「何とかしてみましょう」との好感触。

そこで、朝日旅行のご協力をいただき、下記のような企画が出来上がりました。現在ともちゃんの教室
を受講されている方と、以前受講されていた方と、その方のご友人で山歩きができる方が対象です。
最少催行人員15名に達しない場合は中止となりますので、お早めにお申し込みください。

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~ともちゃん先生の週末登山教室(宿泊編)~

~秋に訪ねる千畳敷から宝剣岳・木曽駒ケ岳~


週末登山教室で実力をつけていただいている皆さんに宿泊教室をご用意しました。
登山には良い季節の秋、中央アルプス木曽駒ケ岳(2956m)・宝剣岳(2931m)山頂をめざします。
日頃の成果を確かめる良いチャンスです。

                    
  ■日  程  2010年 10月16日(土)~17日(日)  <1泊2日>

  ■集  合  大阪梅田新阪急ホテル正面玄関前  7時30分集合(時間厳守)
               詳細地図は最終ご案内状でお知らせいたします。

  ■旅行代金  会員・一般とも 39,800円  (男女別相部屋)
 
  ■募集人員   20名(最少催行人員15名)  ※定員になり次第締め切ります。
 
  ■宿 泊 先   宝剣山荘 (長野県駒ヶ根市)   連絡先: TEL 090-5507-6345
      男女別相部屋 (*山小屋です、歯ブラシ・タオル類等はご持参下さい。) 

  ■行  程  コースNo.8921

日 時      行       程                  食 事
①10/16(土) 大阪梅田・新阪急ホテル正面ロビー<北玄関>(7:30集合出発)   朝―
         ==貸切バス==高速道路==駒ヶ根IC==
         駒ヶ根高原・菅の台(バス乗換)==登山バス==しらび平==   昼×
         ロープウェー==千畳敷……八丁坂分岐……
         宝剣山荘(荷物を置いて)……宝剣岳山頂(2,931m)……
         宝剣山荘(山小屋) 泊                      夕○         
②10/17日 宝剣山荘……中央アルプス 木曽駒ケ岳山頂(2,956m)……    朝○
         宝剣山荘(荷物を持って)……千畳敷==ロープウェー==
         しらび平==登山バス==菅の台(乗換)==貸切バス==     昼○
         こまくさの湯(入浴)==味わい工房(昼食)==
         南信州ビール(株)駒ヶ岳醸造所 見学==駒ヶ根IC       夕―
         ==高速道路==大阪梅田(20:00頃着)

※添乗員は同行しません。朝日カルチャーセンターの講師・随行員が同行しお世話いたします。
※バスガイドは乗務しません。
※1日目の昼食はご用意しておりません。各自でご準備願います。
※現地諸施設の都合や道路状況他により時間、コースを変更することがあります。ご了承ください。
※登山の装備・服装・シューズ・雨具等は必要です。
 旅行代金に含まれるもの 
記載された日程の、交通費、宿泊代、食事代、講師料、消費税などが含まれています。
(但し旅行日程に記載のない交通費等諸費用等、及び個人的性質の諸費用は含まれておりません。)
 お申込み方法と契約成立 
■お問い合わせ、参加お申込の方は、朝日旅行(TEL 06-6345-1613)までお願いします。
折り返し予約確認書・振込用紙をお送りします。弊社が入金確認時に正式のお申し込みとなります。
※朝日カルチャーセンター会員の方は、お申し込みの際に会員である旨と会員番号をお伝え下さい。
     

★旅のポイント★
※ この時期の山頂付近は雪が降ることもあります。フリースの上着や手袋、帽子など、防寒具を
ご用意ください。(具体的な装備は、お申込み後に送付する資料と、9月の講座でご案内いたします。)
なお、装備や服装が不十分な場合は、講師の判断で登頂をお断りすることがあります。
あらかじめご了承ください。

※ その時の体調などによっても、登頂を断念していただくことがあります。参加者全員の安全を
考慮してのことですので、ご理解をお願いいたします。
※ タイミングが良ければ、ロープウェイから美しい紅葉が楽しめます。標高2900m台の澄んだ空気と、
沈む夕陽、昇る朝日など、大自然を満喫しましょう。また、険しい岩場の宝剣岳に、時間をかけて
安全第一で挑みます。(天候により状況は変わります)

※ 週末登山教室の受講者のみご参加いただけることになっています。いつもの仲間との気楽な旅を通じて、
より一層親交を深めてください。

※ 山小屋の利用に慣れれば、登山の楽しみ方が一段と深まります。山小屋に泊まったことのない方は、
この機会にチャレンジしてみましょう。

旅行のお申し込み・お問い合わせは 朝日旅行大阪支社へ

電話: 06-6345-1613
  (受付時間:9時30分~17時30分 土・日・祝日は休み)

2010/09/08

2010年8月28日 各地は猛暑! 高野山で避暑

7月の体験ハイキングの参加者が二人とも入会してくださり、今月から受講することに。
入会するにしても、もっと涼しくなってからかと思っていたので、その意欲に感心しました。

今月は高野三山のハイキング。ここは夏でも涼しいので、今の時期の登山には最適なのです。

特急「こうや1号」に乗り、極楽橋でケーブルカーに乗り換えて高野山駅に到着。久々に
特急列車に乗ったMr.Dashは子供のようにはしゃいでました。
高野山駅からはバスで奥の院前まで。ここから広い墓場を抜けて奥の院に向かいます。
墓場にはユニークな形の慰霊塔から歴史上の人物の墓まで並び、案内人が説明してくれる
ツアーまであります。

奥の院周辺は写真撮影禁止、脱帽しなければなりません。帽子を脱ぎ忘れると、寺男さん
に叱られるのでご注意を。




歩くと汗は出ますが、樹林帯は刺すような日差しが届かず、峠ではいい風が吹き抜けて、
下界の酷暑を忘れさせてくれます。




最初の山頂、摩尼山。ここで昼食。ともちゃんとMr.Dashは、クーラーバッグに冷やしうどん
を入れてきました。夏は冷やしうどんや冷やし中華に限りますねー。受講者さんたちが
うらやましそうに見てました。




二つ目の山頂、楊柳山。祠の奥に三等三角点がありました。




子継峠を抜けて車道に出てすぐに山道への入り口があり、「せっかく下りてきたのにー」と
ぼやきながら登りつめると転軸山山頂です。お手軽に3つの山頂を踏むことができました。




再びケーブルカーに乗って、涼しい極楽から暑い娑婆に戻ります。この日の夕刊によると、
日中は各地で記録的な高温になったとか。いやあ、高野山にいてよかった。

先月バテバテになって自信喪失していたM原さんも、今日は問題なく歩けたので元気を
取り戻してくれたみたいです。さすが聖山。お大師さん、ありがとう!