2011/12/20

2011年12月17日 丹波篠山の白髪岳でちょっとした岩場歩き体験


今年を締めくくるのに選んだ山は、丹波篠山の白髪岳と松尾山。低山ながら、白髪岳は山頂付近に岩場があり、アルペン気分を味わうことができます。松尾山はうって変わって山頂に城跡があったり、山腹に寺の跡があったり、歴史を感じさせてくれます。






福知山線古市駅に集合。直前まで雪がちらついてました。







住山集落の中の舗装道を30分歩いて、登山口に到着。いきなりの急登です。「ひ~!きつい!!」







いよいよお待ちかねの岩場です。ロープで引っ張り上げられなくても、みなさん危なげなく登っていかれます。








「ここを持って、こっちに足を置いて・・・」慣れないうちは、岩登りはパズルのよう。







登り終えると、この笑顔!!どや!!!







山頂からは360度の展望。黒豆、栗、イノシシが名物の丹波篠山の盆地が見降ろせます。








松尾山山頂は城跡になってます。平らで、居心地のいい場所ですが、日暮れまでの時間が短いので、さっさと立ち去りました。








千年杉の下で記念写真。この杉に比べたら、我々はまだヒヨっこ?!










仙ノ岩からの展望と高度感を堪能しました。








登山道は卵塔群に続いています。裏から失礼します。







ゴール!住山集落に戻ってきました。日没前に下山できてよかった。







恒例の年末反省会。牛肉しゃぶしゃぶの食べ放題。2011年はいろいろあったけど、来年はいいこといっぱいの年になるといいな。ついでに、受講者さんの数ももうちょっと増えてくれるといいな~。

2011/12/04

2011年11月26日 錦秋のポンポン山は久しぶりの快晴!

やっと晴れました!9月、10月とたて続けに悪天候に見舞われた後なので、ことのほか嬉しい気分です。





善峯寺の庭園は春の桜、秋の紅葉で有名。久しぶりに週末が晴れたせいか、東向日駅から善峯寺行きのバスは臨時便が出るほど。






ゆっくり庭園を見たいところですが、時間がないので門前で記念写真だけ撮って先を急ぎます。






寺を見下ろす山の斜面にもカエデがたくさん。思わず見とてしまいます。






汗だくになって、釈迦岳山頂に到着。もうすぐ12月とは思えない暖かさです。新しくテーブルができてました。






ポンポン山に到着。ここで早めの昼食としました。暑いと思ったけど、立ち止まると肌寒い。カップラーメンの温かさがありがたく感じられます。

山頂での記念写真。日差しがまぶしい!






夫婦杉。いろいろなご縁が長く続くよう、お祈りしました。






本山寺の紅葉もきれいでした。






イチョウもみごとに黄葉して、ギンナンがたくさん落ちていました。種はおいしいけど、外側の実は臭いんだよねー。






しめ縄のように見えるのは勧請掛(かんじょうがけ)というもの。本来は、12本の掛物は薬師如来の12神将を示していて、魔除け、厄除けの意味があるそうです。昔から、この12筋の長短で、翌年の社会情勢、農作物の出来映え、物価の高低を占ったとか。





神峯山寺(かぶさんじ)の紅葉も真っ盛りでした。こちらも参拝客でいっぱい。






カリンがたくさんなっていて、「落ちてくる実に注意」と書いてありました。この高さから、あの堅い実が落ちてきたら、さすがに痛いでしょうね。






空が青いと、紅葉の美しさが倍増しますよね。思わず空を見上げてパチリ。





みなさんの表情も緩みます。ホント、晴れてよかった~!






美しい色を心に刻みつけて、寺を後にしたのでした。見よ!この赤!!

2011/10/30

2011年10月22日 蓬莱峡で岩登り→武庫川で廃線歩きに変更

六甲・蓬莱峡で岩登りを企画するのは2回目。またしても雨の予報が出てしまいました。雨で濡れた岩を歩くのは危険なので、集合時間と場所は変更せず、宝塚駅からバスに乗って旧福知山線の廃線ハイキングに変更しました。





鉄道会社が正式に立ち入りを認めたコースではないので、自己責任でお願いします。という意味の看板が立ってます。






水量が多いせいか、渓谷の迫力が増している気がします。






トンネルの向こうには鉄橋。






途中、大峰山にも登りました。登山教室ですから。






いくつかのにせピークを越えて、ようやく山頂に到着。






あと少しでゴールの武田尾駅なのに、下山途中で雨が降り出しました。でも、前日の天気予報では朝から雨だったので、よしとしますか。

今後もしつこく蓬莱峡の岩登り体験を企画します。いつか晴れる日まで!

2011/10/13

寄付しました

4月から始めた積立金。先日の宣言どおり、台風12号で被災した地域あての義援金とさせていただきました。





読売新聞社の「読売光と愛の事業団」を通じて寄付しました。

残りは後ほど東日本大震災の被災地域への義援金にします。

2011/09/20

2011年9月17日 結果オーライの青山高原

台風が接近する中、どしゃ降りになったら登山をやめて、隣の駅から温泉に行くことも頭に入れつつ、集合場所の東青山駅へ。まだ降っていないので、とりあえず布引の滝まで歩いてみました。




水量が増えて、迫力のある滝になってました。ある意味ラッキー?





せっかくなので、滝見台で記念撮影。





まだ降ってないので、さらに歩みを進めて、滝のそばまで行ってみました。濡れた岩で足を滑らせないよう注意しましょう。





いちばん上の滝「霧生の滝」でポーズ。ここからさらに登っていくと青山高原に行けますが、山の上のほうは厚い雨雲に隠れているので、今回は断念しました。代わりに麓の「四季のさと」に向かう登山道を下ることに。このコースはともちゃんも初めてなので、どんな道か楽しみです。






小さな沢を何度か渡渉しながら歩きます。以前は水面から出ている石を選んで渡ろうとしてバランスを崩しがちだった方も、「登山靴には防水機能があるから、思い切ってザブザブ渡ってください」と、口を酸っぱくして言っているうちに、上手に渡れるようになりました。途中、登山道が途切れて、旧トンネルに行き当たりました。

この旧軌道にある旧総谷トンネルは、昭和46年10月25日に死者25名、負傷者255名を出した列車事故があった場所だそうです。事故現場は四季のさとの敷地内にあるそうです。

トンネルからはひんやりと冷たい、水気を含んだ空気が流れてきます。すずしいけど、ちょっと不気味・・・。





さらに歩いて、四季のさとの広場に到着。芝が美しく、ゴルフをたしなむS木さんが「いい場所やなあ」とうっとりされてました。天気のいい日はきっと人が多くて、ゴルフクラブを振ることもできないんでしょうけど。ここでトイレを借り、自動販売機でジュースを買って、早めの解散としました。最後まで天気がもってよかった!





解散後、有志だけで榊原温泉へ。お湯はヌルヌルしていて、湯上りの肌はすべすべになると評判です。かの清少納言が「枕草子」で讃えている三名泉のひとつです。





ほら、すべすべになったでしょ?!

結局、温泉から上がるまで、雨は全く降りませんでした。蒸し暑かったので、全身汗でずぶぬれになりましたけど。暑い日の登山は、Tシャツの着替えを持っていくと、帰りの電車で気持ちいいですよ。



今回の義援金。

6人×1000円=6000円

累計 49000円 となりました。

東北の震災に全額寄付するつもりでしたが、地元の奈良でも大きな災害があり、日ごろお世話になっている身としては放っておけません。半分ずつを義援金にします。

2011/08/31

2011年8月27日 夏休み明けの伊吹山はハプニング続き

今月からA路さんとS木I子さんが復活。おかえりなさーい!
さて、今日は高山植物の宝庫、伊吹山を登り、山頂からはバスで下山する計画です。ふもとは暑いけど、
山頂は涼しいので、それを楽しみに登ります。

まずは近江長岡駅からバスで伊吹山登山口へ。




鳥居をくぐってすぐ、キツネノカミソリが出迎えてくれました。


4合目で昼食をとり、スイス土産のチョコウェハースとネスレのドリンクミックス(スイスにはネスレの
本社があります)と、エーデルワイス入りのハーブティーを配りました。




6合目を過ぎたころ、大粒の雨が降り始めました。天気予報の降水確率は低かったのに~!




山頂に近づくと、雨も止んで、花を愛でる余裕も出てきました。これはカワラナデシコ。




コオニユリ。




ワレモコウ。




シモツケソウ。




クガイソウ。




山頂駐車場のバス停では、待てど暮らせどバスが来ませんでした。ふと時刻表を見ると、
「伊吹関ヶ原線は運休します」という張り紙が。う、うそでしょ~!!

仕方なく、タクシーを呼んで関ヶ原駅に下山したのでした。タクシーの運転手さんによると、
数日前の大雨で伊吹山ドライブウェイが崩れて、バスが運休なのもおそらくそのせいだろう
ということでした。山道を走るバスを利用する場合は、直前に調べておかなければなりませんね。



今回の義援金。

6人×1000円=6000円

累計 43000円 となりました。

2011/07/29

2011年7月23日 呉枯ノ峰  山中の古刹は涼しい別世界

この日は余呉駅に集合。タウンバスに乗って坂口バス停近くにある登山口へ行く予定だったのですが、余呉バスのホームページに掲載されているバスを期待していたら、現れたのは・・・



タウンエースだったのでびっくり。ぎゅうぎゅう詰めに乗車して、なんとか登山口に到着。ちなみに運賃は200円でした。




途中、趣ある店構えの飴屋さんを発見。好奇心旺盛な我々は迷うことなく店内へ。上品な奥様が店番していらして、江戸時代から名物の水あめを売ってると教えてくれました。持ち運びやすく固めたつぶ飴を購入してザックに入れました。プレーンと、梅味がありました。砂糖ではなく、麦芽を使っているので、上品な甘さのおいしい飴でした。




鳥居をくぐって、いざ参道へ。




石仏が点在する登山道。蚊が多くて閉口しました。




峠のようになっている分岐を菅山寺に向かって下りていきます。




低い標高なのに、ブナが現れてきました。冬の寒さを物語っています。




天満宮の屋根は今にも崩れ落ちそう。車でアクセスできないところなので、修理が難しいのかな。




朱雀池にはコイもいました。池の傍に座り、涼しい風を受けながらのんびりと昼食。7月下旬とは思えない涼しさです。




本堂もボロボロ。せっかくの歴史的建造物が、もったいないなあ。




山門前の大ケヤキの前で記念写真。人間の大きさと比べると、そのスケールが分かるってもんです。




分岐まで登り返します。




展望もなく、地味な呉枯ノ峰山頂ですが、一等三角点があります。




木ノ本への下山路の途中には、四等三角点もあります。




給水タンクの横に出てきます。




木之本地蔵院。なんと、白鳳時代からあるそうです。




木ノ本駅には「ふれあいステーションおかん」というコーナーで地元の特産品、農産物、民芸品等を販売してます。電車を待つ間の時間つぶしに最適。テレビ番組「ひみつのケンミンショー」で取り上げられた地元のつるやパンのサラダパンも購入できます。丸い食パンにマヨネーズと魚肉ソーセージをはさんだだけの「サンドウィッチ」もシンプルすぎて衝撃的。

いやあ、涼しくて静かで、いい山でした。来月の伊吹山はきっと暑いので、覚悟してかかりましょう。


今回の義援金。

8人×1000円=8000円

累計 37000円 となりました。