2013/02/25

2013年2月23日 俎石山(まないたいしやま)と大福山で食欲全開

天気予報では全国的に冷え込んで、北部や日本海側などは大雪になると言っていたので、
みんながっちりと寒さへの備えをしてきました。ところが・・・。






南海電鉄箱作駅で集合。バスで桃の木台4丁目まで。しばらく来ないうちにたくさんの家が
建っていました。ガイドブック『大阪府の山』の取材を始めたころは、ここは造成されたばかりで
空き地だらけだったのに。

桃の木台4丁目バス停から、サンピア都まで歩きます。この施設も元はリゾートホテルで、
温泉に入ることができました。今は病院と老人ホームになっています。






登山道もよく整備され、果てしなく続く階段に、みんなうんざりし始めました。






「はあ~。やっと階段を登り終えた。今日は暑いやん!」
なぜか日差しはポカポカ、風もなく、着込んできた上着を次々と脱ぎ捨てて汗をぬぐいます。
こんなはずじゃあなかったんだけどなあ。まあ、寒いよりはいいか。






関西空港が見下ろせる場所に出ました。登りの苦労が報われる瞬間です。






山頂近くまで来ると、ちらほら雪が現れました。かなり積もった日もあったのでしょうか。






山頂ではないけれど、景色がいいので記念撮影。






俎石山の山頂。ふもとでは「そせきさん」と呼ぶ人が多いそうです。






ちょうど昼時に到着したので、ここで昼食としました。スケジュールに余裕があり、ちょうど
家にあんことトック(韓国の餅)があったので、デザートにぜんざいをふるまうことにしました。
「バーナーの日を点けたい!」とO屋さんがリクエストしたので、やってもらいました。こんな
道具を持つと、山でもいろんなことができますよ。






あんこが足りなくて、かなり薄味になってしまったと困っていたら、N川さんが大福を提供して
くれました。やはり、山の名前に影響されて、持ってきたとか(笑)

大福を入れると、ちょうどいい甘さになりました。






うわさの(?!)大福山に到着。お楽しみの大福餅はもうお腹に入ってしまったので、「大福山で大福をガブリ」
はできませんでした。






ここにも展望台があります。風が通るので、寒くて長い間眺めていられません。






和歌山県側に下山します。このコースは最初から最後まで、植林帯がきわめて少なく、楽しみながら
歩けます。






八王子社址。「安政」の日付が掘られた灯篭が立っています。






手水鉢でしょうか。まだきれいな形で残っています。






ふもとの村に到着。一日中、暖かく、穏やかな天気が続きました。日焼けしたかも。






野菜の無人販売所を通りかかり、みんないそいそとネギやキャベツを買ってました。主婦やわー。

2013/02/05

2013年2月2~3日 週末「日帰りじゃない」登山教室 in 朽木村(2日目)



バンガローでの朝は、ともちゃんが用意した食材でホットサンド、フルーツ入りヨーグルト、インスタントスープを
作って食べました。

さて、昨日の雪の状態を考えると、引き続きクロスカントリースキーの練習をするのは無理と判断し、今日は
すぐ南にある蛇谷ヶ峰(901.7m)に登ることにしました。後で分かったことですが、朽木スキー場は雪不足の
ため、2月3日から営業休止になったそうです。もし昨日に登山、今日スキーにしていたら、レンタルしたスキーが
無駄になるところでした。





いきものふれあいの森から、登山口に向かいます。例年なら、この道も雪が積もっているはずなのに。







それでも、少し標高を上げると雪が現れ、日陰はところどころ凍っていたので、アイゼンを着けました。







えっちらおっちら登り続け、山頂に向かう稜線に出ました。登山者がたくさんいて、人気のある山だということを実感しました。
振り返ると琵琶湖が見下す絶景が!






やったー!山頂に到着!!喜びを体で表現してみました。北に武奈ヶ岳、眼下に琵琶湖、360度の展望を楽しみました。
ちなみに今年は巳年ということで、干支の山でもあるんですね。






ここは風が通るので、じっとしていると身体が冷えます。名残は惜しいけれど、落ち着いて昼ごはんを食べられそうな
場所を求めて下山しました。






あまり風の通らない場所を見つけ、グリーンパーク想い出の森で作ってもらったおにぎり弁当を開きます。カラフルな
おにぎりが食欲をそそります。いちばん左は岩魚のそぼろふりかけ入りおにぎり。ちょっと珍しい味でした。







下山して振り返ると、すっかり晴れて、澄んだ青空が広がり、蛇谷ヶ峰がくっきりと見えました。

再び温泉につかり、売店でお土産を買いこんだ後、シャトルバスで朽木学校前バス停まで行きました。
(帰りは安曇川駅まで送ってもらえませんでした。)そこから江若バスで安曇川駅に向かいました。
駅で見送るとき、みなさんが笑顔でいてくれたのが何よりうれしく、またこんな旅をご一緒したいなと心から
思いました。次もまた楽しんでいただけそうな企画を考えますので、是非ご参加くださいね。

2013年2月2~3日 週末「日帰りじゃない」登山教室 in 朽木村(1日目) 

昨年の大台ヶ原に続き、ともちゃんの登山教室での宿泊企画。
今回は、滋賀県の朽木村で、冬のアウトドアを楽しむ手段の一つ、クロスカントリースキーを体験していただきます。


予算の都合で、観光バスではなく、JR安曇川駅に集合し、シャトルバスでグリーンパーク想い出の森に向かいました。
金曜日の雨と、3月中旬並みという気温のせいで、周辺の雪はすっかり消えています。さあ、どうしよう?

まずはグリーンパーク想い出の森にある「朽木里山れすとらん 天空」で昼食。鯖街道ならではの名物「鯖寿し膳」。
鯖寿しと、栃餅入り熊笹うどん、小鉢のセットです。揚げた栃餅の入った、クマザザを練りこんだうどんも珍しく、
おいしくいただきました。






雪がないので仕方なく、隣の朽木スキー場の平たんな場所で練習することにしました。
まずはスキーブーツと板をビンディングで留めることから。ゲレンデスキーと違って、つま先の一か所だけで板とつながっています。






今回の旅行を手配して下さった、朝日旅行のW辺さんも、昼過ぎまでご一緒して、お手伝いしてくださいました。






次は立ち上がる練習。けっこうコツが要ります。最初のうちは、立ち上がるだけで息が上がります。
ですが、みなさんすぐにマスターされました。さすが!






歩く練習の前に、横一列に並んで記念写真。余裕のポーズです。







何度も往復して、スキーの感触に慣れます。







カメラを向けるとこの笑顔!いいですねえ。







スキー場のレストランや売店のある施設「じゃっぴーらんど」に向かうと、ゲレンデ下部は雪が溶けて悲惨なことに・・・。
今日はスキー場で雪まつりが開催され、栃餅や猪汁のふるまいがあったそうですが、午前中でなくなったみたいです。
しかし、雪まつりが企画されるくらい、本来なら雪がたくさんあるはずの時期にこの状態とは、地元の方々にも気の毒な
限りです。

無料の猪汁は終わっていましたが、カフェテリアでは通常300円の猪汁が100円で提供されていました。肉はほんの
ちょっとしか入ってませんでしたけど。






休憩後、練習を再開しました。なんだか休憩前より上手になって、後ろの足のかかとも上がるようになってきました。









練習を終えてグリーンパーク想い出の森に戻り、くつき温泉てんくうに入って身体を温め、お待ちかねの夕食です。
岩魚の塩焼き膳と、季節野菜の天ぷら。岩魚の塩焼きは2匹、てんぷらはどっさりの、ボリュームたっぷりの食事でした。






夕食後はバンガローに移動して、お酒を飲みながら、Mr.Dashのギター演奏に合わせて歌ったり、楽しくおしゃべりして過ごしました。