2013/11/25

2013年11月16日 京都・鷲峰山

この講座では安全確保に時間をかけすぎて、下山が夜の8時になってしまいました。

受講者のみなさんのレベルなら、このコースを時間内で行けると思い、企画したのがそもそもの
判断ミスでした。

幸い、けが人もなく全員無事で下山できたのですが、帰りが遅くなったことでご家族にご心配を
おかけしたことや、怖い思いをした受講生もいらっしゃったようなので、このときの様子を詳しく
お伝えするのをひかえようと思います。


今後はもっと慎重に計画し、皆さんに楽しく安心してご参加いただけるようにしなければと 反省しております。

この回にご参加くださった方々の、下山までの頑張りと、安全登山へのご協力に心から感謝
するとともに、真っ暗な中での山歩きで怖い思いをさせてしまったことをお詫び申し上げます。

2013/11/09

2013年11月2日 秋の吉野を楽しむ  ミニ大蛇グラ、白倉山へ

10月に計画していた登山が、台風のため、この日に延期となっていました。

実は9月末にMr.Dashの東京転勤が決まり、10月半ばに千葉に引っ越しました。登山教室存続のため、
ともちゃんは奈良に残り、Mr.Dashは単身赴任となります。なるべく教室の日程に合わせて帰ってくるつもりですが、
今回のように台風で延期になったりすると、調整が難しくなります。今日は山岳部OBのM居さんに随行していただきました。


近鉄大和上市駅に集合。秋の観光シーズンとあって、大台ケ原行きのバスは3台も出て、どれも満席でした。
我々が乗る湯盛温泉杉の湯行きのバスは我々以外には二人が乗車しただけ。通好みのルートのようです。







西河バス停で降りて、蜻蛉(せいれい)の滝に向かいます。一枚岩を流れる直線の滝は迫力があります。







滝の前で記念写真。次は桜のころに来たいですね。






蜻蛉の滝から仏ヶ峰に向かう登山道は、手すりが取れかかっていたり、路肩が崩れていたりしてちょっと危険。
倒れるなら、山側に倒れてくださいね。






聖天岩屋に到着しました。白蛇窟とも呼ばれるそうで、役の行者が修行した場所だそうです。






岩屋のそばにはこんな石が。誰が置いたのでしょうか?よくできてます。







急坂を登り詰めると、仏ヶ峰に到着。展望のない山頂です。ここで昼食。






「こんなに下りるの?」と思うくらい山道を下って、峠の鹿塩神社に。






神社の前を過ぎ、「こんなところを登るの?」と思うような急傾斜を登ります。






稜線で、前を走るリスを見かけましたが、速すぎて皆さんに見てもらうことはできませんでした。
代わりに、リスがマツボックリを食べ散らかしたあとがあり、食痕(別名エビフライ)を発見。






山頂っぽくないところに「白倉山」の山名表示板が。とりあえず記念写真を撮り、本日の目玉ポイントに
向かいます。






白倉覗きに到着!大台ケ原の大蛇グラとはスケールが違いますが、高度感と眺めの良さは、
この標高からは想像できないほどです。






その眺めとはこんな感じ。真下に、下車したバス停が見えます。ここからまっすぐ下りたら早いんですが(笑)






しばし、周囲の展望に見入る面々。薄暗い植林体を歩いてきて、ポンとこんな場所に出るので、
感動もひとしおです。






下山はあっと言う間。林道に出てからしばらく歩いて自動車道に合流し、西河バス停に戻ります。







さっきまでいた白倉山をバックにポーズ!「あそこにいました!」






バス停のすぐそばに、小さな柿の葉寿司店がありました。さっそくO屋さんが買ってきて、みんなに
分けてくれました。すると「これ、おいしい!お土産に買って帰ろう」というひとが続出。店先には
大きな柿が山盛りで売られていたので、それを買う人もいました。柿の葉寿司を買った人は1050円が
1000円に、柿を買った人は、「同じ数だけ店先のカゴの柿を持ってって」という大サービスを受けました。






柿の葉寿司とたくさんの柿で、来た時よりもずっしりと重くなったザックを背負い、ホクホク顔で帰途につく
みなさんでした。山の楽しみはふもとにもあり、です。

2013/11/08

Mr.Dashのミニ講演会のおしらせ

Mr.Dashが東京に転勤してから1ヶ月。今月は出身高校120周年記念でOB会が企画する
「ミニ講演会」で講演するために関西に帰ってきます。


講演会はOBが対象ですが、Mr.Dashの紹介ならご参加いただけますので、ご希望の方は
ご連絡ください。


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久敬会ミニ講演会

低山の楽しみ ~近畿の山・沢をめぐる~

日時: 2013年11月24日(日) 午後2:00-4:00

場所: 大阪府立茨木高等学校 久敬会館

講師: Mr.Dash
     大阪府山岳連盟認定登山インストラクター

講演要旨:

標高の高い山ばかりが「山」ではない。低山も、それぞれに魅力があふれ、
特有の難しさもある。近畿地方は、標高2000mを超える山はひとつもない
「低山」地帯。しかし、例えば奈良県南部は、たやすくは人を寄せ付けない
山嶺、渓谷が続き、湖北は低い場所でもブナの美林に包まれる。大阪の
山々は、休日の日帰りハイカーにもってこいの身近なフィールドだ。そんな
近畿の低山の魅力を、さまざまな角度から紹介する。