そればかりか、 新しい受講者さんを4人も誘ってきてくださいました。ありがとうございます。
今回からJTBではなく、「朝日カルチャーセンター 朝日・JTB文化交流塾」という名前になり、
旗や 名札も提供されました。今後は徐々に朝日カルチャーセンターのやりかたになっていくのかな。
集合場所の能勢電鉄山下駅は、ハイキングや行楽客でにぎわっており、能勢の郷行きの
バスは超満員。 足の置き場にも困るほどでした。
バスを降り、玉泉寺の駐車場でごあいさつ&ストレッチ。「息を止めない、身体を揺らさない」が
大事です。
行者堂の巨石。
行者山からの景色は高度感があり、スリリング。ここで一休み。
六地蔵。もうすぐ山頂です。
うちの講座の六地蔵?!いろんなご利益がありそう。
山頂にある岩で、しばし岩場歩行の練習。三点支持、親指の付け根に体重をかける、岩から体を
離すなど、いろいろポイントがあるので是非マスターしましょう。
記念写真。曇っていて残念!
横尾山付近からは深山(みやま)がよく見えます。
トンビカラを通過し、鉄塔の下で休憩していると・・・。
草むらから小さな生き物がこっちを見ていたのです。テリアのような小型犬でしたが、首輪は
していません。捨てられたのか迷子になったのか、ブルブルと震えています。Mr.Dashが手を
さしのばしても、後ずさりするばかりで捕まえられませんでした。自宅で4匹も犬を飼っていると
いうK谷さんも保護を試みましたが、やはり怯えて逃げるばかり。しかしあのウルウルした
まなざしを見てしまったら、放っておいて下山はできません。寒がる受講者さんたちを尻目に、
ともちゃんは辛抱強くワンコをなだめ、とうとう捕獲に成功したのです!
受講者さんたちから与えられたオニギリやホットドッグ(シャレではない)を、ともちゃんの指まで
かじらんばかりの勢いでガツガツと平らげ、手のひらに鼻を押しつけて水を飲みました。
気の毒に、相当飢えていたようです。
そのままともちゃんに抱きかかえられて下山。しばらくはずっと震えていましたが、だんだんと
落ち着いてくると震えもおさまり、ともちゃんの肩越しに受講者さんたちをじっと見つめるように
なりました。その愛くるしい様子に、みなさんもメロメロ。
下山路は少し急斜面で滑りやすく、みなさんは時々ずるっと滑ったり、尻もちをついたり
していました。そんな中、犬を抱いて両手が自由にならないともちゃんが、転びもせずに
(一度だけ尻もちをつきましたが)歩く姿を見て、「ともちゃん先生はやっぱりすごい」と、
妙なところで評価を上げてしまいました。
「せっかく先生が苦労して下ろしたんだし、ちょうどうちの子が犬を飼いたがっていたし」と、
S本さんが引き取ってくださることに。ママが見つかってよかったね。山登り教室に行っていた
はずのお母さんが犬を連れて帰ったときの、S本家ファミリーの反応が知りたいものです。
それにしても、今までいろんなものを山で拾っできましたが、犬を拾ったのは初めてです。
みなさん。かわいそうなので、山に生き物は捨てないでくださいね。
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