2009/10/26

2009年10月24日 剣尾山で思わぬ拾い物?!

今日から新学期。前期からの受講者で、実際に登山に参加された方々は全員継続され、
そればかりか、 新しい受講者さんを4人も誘ってきてくださいました。ありがとうございます。

今回からJTBではなく、「朝日カルチャーセンター 朝日・JTB文化交流塾」という名前になり、
旗や 名札も提供されました。今後は徐々に朝日カルチャーセンターのやりかたになっていくのかな。

集合場所の能勢電鉄山下駅は、ハイキングや行楽客でにぎわっており、能勢の郷行きの
バスは超満員。 足の置き場にも困るほどでした。




バスを降り、玉泉寺の駐車場でごあいさつ&ストレッチ。「息を止めない、身体を揺らさない」が

大事です。





行者堂の巨石。





行者山からの景色は高度感があり、スリリング。ここで一休み。





六地蔵。もうすぐ山頂です。





うちの講座の六地蔵?!いろんなご利益がありそう。





山頂にある岩で、しばし岩場歩行の練習。三点支持、親指の付け根に体重をかける、岩から体を

離すなど、いろいろポイントがあるので是非マスターしましょう。





記念写真。曇っていて残念!





横尾山付近からは深山(みやま)がよく見えます。





トンビカラを通過し、鉄塔の下で休憩していると・・・。





草むらから小さな生き物がこっちを見ていたのです。テリアのような小型犬でしたが、首輪は

していません。捨てられたのか迷子になったのか、ブルブルと震えています。Mr.Dashが手を

さしのばしても、後ずさりするばかりで捕まえられませんでした。自宅で4匹も犬を飼っていると

いうK谷さんも保護を試みましたが、やはり怯えて逃げるばかり。しかしあのウルウルした

まなざしを見てしまったら、放っておいて下山はできません。寒がる受講者さんたちを尻目に、

ともちゃんは辛抱強くワンコをなだめ、とうとう捕獲に成功したのです!



受講者さんたちから与えられたオニギリやホットドッグ(シャレではない)を、ともちゃんの指まで

かじらんばかりの勢いでガツガツと平らげ、手のひらに鼻を押しつけて水を飲みました。

気の毒に、相当飢えていたようです。

そのままともちゃんに抱きかかえられて下山。しばらくはずっと震えていましたが、だんだんと

落ち着いてくると震えもおさまり、ともちゃんの肩越しに受講者さんたちをじっと見つめるように

なりました。その愛くるしい様子に、みなさんもメロメロ。

下山路は少し急斜面で滑りやすく、みなさんは時々ずるっと滑ったり、尻もちをついたり

していました。そんな中、犬を抱いて両手が自由にならないともちゃんが、転びもせずに

(一度だけ尻もちをつきましたが)歩く姿を見て、「ともちゃん先生はやっぱりすごい」と、

妙なところで評価を上げてしまいました。




「せっかく先生が苦労して下ろしたんだし、ちょうどうちの子が犬を飼いたがっていたし」と、

S本さんが引き取ってくださることに。ママが見つかってよかったね。山登り教室に行っていた

はずのお母さんが犬を連れて帰ったときの、S本家ファミリーの反応が知りたいものです。

それにしても、今までいろんなものを山で拾っできましたが、犬を拾ったのは初めてです。

みなさん。かわいそうなので、山に生き物は捨てないでくださいね。

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