2013/07/25

2013年7月20日 金剛山・丸滝谷で身も心も涼し~!

金剛山にはたくさんのルートがあり、中でもこの丸滝谷は初心者にはあまりおすすめできない、
ちょっとホネのあるルートです。半年に1回はハーネスとロープを着けて岩場歩きの練習を
しているみなさんだから、きっと大丈夫と確信して選んでみました。








集合は近鉄富田林駅。久しぶりに来てみたら、駅前ロータリーが広くなっていました。






金剛バスで葛城登山口へ。ここへのバス便は1日に4本しかありません。林道わきにハナイカダが実をつけていました。
後で調べたら、このハナイカダの実は「甘みがあって食べられる」らしいです。食べてみればよかった!






澄んだ水の流れる沢を何度も渡渉します。靴を濡らすまいとして飛び石を選んで歩くと、かえってバランスを崩しやすく
なるので、思い切って浅い川底にも足を置くようにします。最近の登山靴は防水性が高いので、履き口から水が入らない
限りは濡れることはありません。受講生のみなさんにも普段からそう言っているので、誰も転ぶことなく、しかも靴の中を
濡らすことなく、上手に渡っておられました。







滝のすぐそばを登る場所もありますが、みなさん余裕の笑顔!






さすがに登るときは真剣な表情。ほとんど指示しなくても、足場や手の置き場所を自分で選んでしっかりと登ってこられます。
これもともちゃんの指導の賜物、と、自画自賛するのでありました。






さすがに沢のそばを歩いていると涼しい!しかもスリルもあるからなんだか背筋もゾクゾクします。







丸滝の前で記念写真。岩を滑り落ちる水は冷たくて、ずっと触っていたい気がしました。







奥の丸滝谷のすぐ脇を登ります。トラロープもあり、ふつうに登れるのですが、万一に備えてフィックスロープを
張りました。縦方向のフィックスループの通過には、通常は制動の利くプルージックを使うのですが、今回はそれほど
傾斜がきついわけでもないので、スピード重視でダブルカラビナスルーにしました。(専門用語ばかりで分かりにくい?)







涼しい沢にも、いつかは別れを告げなければなりません。水が無くなった沢を詰めます。急傾斜にヒーヒー言いながら
登ります。水がなくなると急に暑く感じます。







大日岳に登頂。今日は気温が高い割には空気が澄んでいて、淡路島方面まで見えました。







続いて山頂広場に到着。売店でアイスクリームを買う人も。夏はこれがなによりの贅沢ですよね。せっかくなので山頂で
記念写真。






登りで冒険した分、下りはノーマルルートをたどります。いつの間にか、中間地点(ウルトラマンとバルタン星人の石像が
ある地点)にトイレができてました。







延々と続く階段で、膝や足の裏がつらい・・・。







Mr.Dashは滝でのフィックスロープ設置のときに蚊に刺され、目が見えにくくなるくらいまぶたが腫れてしまいました。
えらいおみやげをもらってしもた・・・。

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