誰でも行けるというイメージのある六甲でも、初心者にはおすすめできないルートです。
芦屋川沿いの桜並木には早くも花がチラホラ。昼の気温が上がれば、帰りにはもっと咲いて
いるかもしれません。
大谷茶屋から登山道に入り、すぐに地獄谷に下ります。つられてついてくる山ガールも。
「ここ、一般ルートとちゃうでー」と注意してあげます。
濡れないだけで、やってることは沢登りと同じです。足場を選んで、慎重に登りましょう。
地獄谷を登り切ると「A懸垂岩」略して「A懸」という岩場があります。風化が激しくて、今ではあまり
登られていないゲレンデです。比較的登りやすいルートを選んでロープをセットしました。「希望者だけ」
ということでしたが、何と全員がクライミングにチャレンジしました。すごい!登る姿もサマになってます。
サクラでも早いと思っていたのに、コバノミツバツツジの花まで咲いていてびっくり!!1ヶ月くらい早いんじゃない?
クライミングを楽しんだ後は日差しを浴びながらお昼ご飯を食べ、風吹岩を目指します。途中、足の幅しかない道があったりして、
ちょっとスリリング。
「ピラーロック」、「万物相」と名前の付いたユニークな形の岩々をたどります。
風吹岩に到着!天気もいいし、眺めも最高!
登山者のお弁当をお目当てに住み着いているネコが何匹かいます。もしかしたらここに捨てられた
のかもしれないけど。たくさんのおこぼれにあずかっているようで、人懐っこく、丸々と太っていました。
このお腹!!
アセビも咲いていました。今年の春は早足です。なんだかせきたてられるようで焦ります。
荒地山に到着。休憩のときに次々とおやつが出されてお腹がいっぱい。記念写真を撮り忘れました。
新七衛門嵒をくぐります。気分は胎内くぐり?
岩梯子を慎重に下ります。以前なら足がすくんで進めなかったような個所でも、全員が悪戦苦闘しながらでも
ちゃんと安全に下りることができました。これも毎月の修行(?)のたまものですね。
キャッスルウォールの下で、しばしルートを目で追ってみました。いつかこんな岩も登れるようになるかも・・・。
思った通り、開いたサクラは朝よりも増えてました。まだまだ花見には程遠いけど。
また4月からもよろしくお願いします。
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