2011/04/04

2011年3月26日 春まだ遠い龍門山 

集合場所の粉河駅で待っていると、今季最後の講座というのに、現れたのはなんとたったの4人!東日本大震災の影響で自粛ムードが広がっているせいでしょうか。

桃の花が満開の、ピンク色の山麓を期待してきたのに、桃の木にはまだ固いつぼみばかり。花まで自粛モード?




いつもは車で渡る鉄橋も、歩いてみるとけっこう長い。




3月の和歌山県なのに、まだ梅の花が満開。季節がひと月遅れてます。




磁石岩で少し遊んでから山頂へ。コンパスを置く場所によって針の向きが変わるのが面白い。




誰もいない山頂。いつ来ても人がいっぱいの山なので、こんなのは珍しい。




明神岩でスリル満点の記念写真を撮ってみました。腰が引けてるって?




せっかくなので、懸垂下降の手前までの練習をしてみました。ロープに身を任せて、両足を岩壁に垂直に立てるのに度胸が要ります。さすがのチャレンジャーO里さん、問題なく両手を離してポーズ!




I上さんも果敢に挑戦してみますが、なかなか手を離せない!「分かってるんだけど、離せない・・・!足がガクガク、心臓はパクパクして・・・。」いいえ。初めてにしてはよく頑張りました。




下山して奈良方面を見ると、雪が降っている模様。春はまだ遠い。被災地にも、被災された皆さんの心にも、早く春が来ますように。

今のともちゃんに何ができるのか、3月11日以来ずっと考えています。義援金はもちろんですが、もっとできることはないのでしょうか?
結論は、「今をしっかり生きること」そして「自分の仕事をちゃんとすること」。
日本の半分が地震や津波、停電のせいで沈んでしまっている今、西日本の我々は精いっぱい仕事をして、普通に消費活動もして、日本の景気を引っ張っていかなければ。そして東日本が立ち直ろうとするときに、ぐいっと引き上げてあげられる力をつけていなければ、と思うのです。一緒になって落ち込んで、沈んでいたら、復興の支えになるどころか、足を引っ張ってしまうかも。

だからともちゃんは、登山教室を自粛したりせず、受講者さんたちを楽しませることに専念したいと思います。皆さんも必要以上に沈んだりせず、ちゃんと「毎日を生きて」くださいね。

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