叡山電鉄修学院駅から出発。京都バスの修学院駅前バス停からも行けます。スーパーマーケットが隣接しており、踏切を渡るとコンビニもあるので便利です。
雲母(きらら)坂を登ります。登山道から下りてきたおじさんに、「上に60頭くらいのサルの群れがいるから注意して」と言われました。以前に登った時にはそんな話は聞きませんでしたが。
早速登場!我々を怖がるわけでもなく、堂々と前を歩いていきます。子ザルたちもちょろちょろと横をすり抜けていきます。
これこれ、人前でなんちゅうことを・・・。
水飲対陣跡からは京都市街が見降ろせます。雪がちらついているので、あいにくの展望ですが。
整然と立つスギが美しい林を抜けます。
雪が降っているのに、汗だくになりました。O屋さんとA路さんはほとんど夏服のような格好になってました。
雪と風を避けるため、ケーブル比叡駅の軒下を借りて昼食。
ここから先は、ちょっと霧氷っぽいものも現れたりして、冬らしい風景となります。
滑らないよう注意しながら、比叡山三角点に向かって歩きます。
三角点に到着!有名な山なのに、山頂は地味ですね。道標もないし。
北側斜面は少し凍っていたので、アイゼンを装着しました。石や木の根が出ている道は、雪が深くないとかえってアイゼンでは歩きにくいんですが、仕方ないですね。いつもより一歩一歩慎重に踏みしめて歩きます。
阿弥陀堂に到着。今年一年のみなさんの健康と安全を祈願しました。
転法輪堂(釈迦堂)。重要文化財です。
奥比叡ドライブウェイの下をくぐります。

いくつものモミの巨木が立つ林を抜け、玉体杉(ぎょくたいすぎ)に到着。木の間からサルが?
うんざりするほどの急傾斜を下り、いよいよふもとの町が近づいてきたころ、小さな沢を渡渉します。土砂崩れが起きて、倒木がたくさんありました。
ゴールの登山口バス停に到着。近くにあったコンビニは閉鎖されてました。あてにしてたのに・・・。
今回はなんと、8時間近い歩行時間となりました。にもかかわらず、誰一人バテず、ペースも落とすことなく歩きぬいたのです。やはり「継続は力なり」ですね。みなさんの体力がしっかりついてきていることを感じた一日でした。