2012/09/07

2012年8月25日にたどった軌跡



地図上の黒い線が、今回歩いたルートです。うまい具合に川沿いを歩く、涼しいコースになってると思うんですが。
道標が少ないのが欠点ですね。このブログを見て歩いてみようと思われる方は、地図とコンパスをお忘れなく。
もちろん、読図力は必須です。それと、前半の滝めぐりは大変危険ですので、初心者の方はご遠慮ください。
実際、滑落して亡くなった方もおられます。甘く見てはいけません。

2012/08/28

2012年8月25日 側川渓谷を遡り、地図にないルートをたどる大冒険

お盆休みは毎日のように大雨。お盆を過ぎたら今度は毎日のように夕立。これでは予定通りのコースを
歩けばいちばん急な下りで雷雨に遭遇するかも。それはヤバイ・・・。と考え、急きょ予定を変更し、逆ルート
をたどることにしました。逆ルートは下見してないけど、大丈夫かなあ、と一抹の不安を抱えつつ、出発。
今日はMr.Dashの代わりにM居氏が随行員として来てくれました。ともちゃんも彼も、5年前に側川から清水ノ滝を
経て槇尾山に登ったことがあるので、少しは覚えていると思うんですが・・・。






和泉中央駅からタクシーで側川渓谷の駐車場へ。「清水ノ滝 危険 転落事故多発」という看板を横目に
登山道に侵入します。






開明の滝。ここから悪路になります。






土が崩れて滑りやすい斜面や、足場の小さな岩場を、ロープと木の根をたよりによじ登ります。







清水(きよず)ノ滝。五ツ辻へはここからいったん戻って、分岐から斜面を登るらしいのですが、
来る途中にそんな分岐は見えませんでした。






滝の正面の岩場をバックに記念撮影。ここを登れば稜線に出ると思ったら、ぐっと回り込んで清水ノ滝
の落ち口に出てしまいました。






そこまでの道のりも結構険しくて、慎重さを必要としました。でも全員しっかりした足取りと、確実な三点支持で
無事に登り切ったのでした。これまでにいろんなところで練習してきたおかげかな。






「滝見台」からは清水ノ滝の全体が見えます。




滝見台でも記念写真。「やれやれ。えらいルートやった。」






滝の落ち口には祠がありました。ここでも五ツ辻への道を探してみましたが、やはり見つからず、
来た道を戻るのは危険。M居氏に偵察してもらうと、清水ノ滝の上流の沢沿いにある道が尾根に
つながっているようだということだったので、沢をたどることにしました。






沢沿いを歩くのは涼しくて快適でした。このルートは昭文社の「山と高原地図」には載ってませんが、
はっきりしていて、手製の道標もあり、紹介されていないのが不思議なくらいです。あ、そうか。ここへ
来るまでが大変なんだ。






澄んだ水がきれいです。魚もいました。






涼しい沢とはお別れして、ここから一気に稜線に上がります。




稜線からの道も明瞭です。途中にはベンチまである。とにかく千本杉峠をめざして進みます。
地図にないので、現在地がはっきりしないのが困りもの。受講者のみなさんも、地図を広げて
「ここかなあ」「ベンチがあるから、『ベンチあり』って書いてあるところかな」などと予想してました。
今まで地図に線が引いてあるルートばかり歩いてきたので、つい、線の上を探してしまうようです。
地図にすべてのルートが載っているわけではないということも実感できました。






千本杉峠に到着。やっと地図に書かれてある地名にたどり着いたので、みんな安心顔。







「こんなに何回も地図を開いたのは初めてやわー」と、O屋さん。そうか。真剣に読図の練習をしようと思ったら、
こんなルートを行けばいいんですね。






槇尾山を登頂してから下山するには時間がないということで、滝畑キャンプ場方面へ下山を開始しました。






御光滝。ここらへんまでは、まだ人の数はまばら。林道を下るにつれてバーベキュー客が増え、焼き肉の煙に
巻かれてしまいました。「このまま帰ったら、山に行ったのはウソで、焼肉食べてきたんやろーって言われそう」
とS木氏。




ちょうど4時に滝畑バス停に到着。バスは4:13に来るので、水を飲んだり、靴ひもを緩めたり、ゆっくりする
時間がもてました。いいタイミングでゴールできました。


今回は、急な予定変更とはいえ、ルートミスをするなどインストラクターとしてあるまじき事態となってしまい、
反省しきりの講座でした。今後はこのようなことのないよう、十分な準備と下調べをして講座にそなえたいと
思います。申し訳ありませんでした。

ちなみに、M居氏もともちゃんも、五ツ辻への分岐に全く覚えがなく、自分たちの記憶力に自信をなくしたのでした。

次の日、M原さんから、「昨日のルートにすっかり魅せられました。岩場もさることながら、川筋のさわやかな道。
あのここちよさは、いつまでも胸にのこっています」とメールがありました。そろそろ、普通のハイキングでは満足できない
ようになってきているんでしょうか。また刺激的なコースをご用意しますね。

2012/08/25

2012年7月28日 奈良・伊勢辻山は遠かった

国内旅程管理主任者(添乗員)資格を取るための実習やらなんやらしていたら、7月の講座について ブログを書くのを忘れてしまっていました。すみません。おかげさまでめでたく添乗員資格を取得 しました。みなさまをより安全で快適な旅にお連れできるよう、今後とも精進していきます。






早い時間のバスがないので、タクシーで登山口に向かいました。






早速このルートのハイライト、和佐羅滝が出現。迫力があります。滝からの風が涼しくて癒されました。






滝の前で記念写真。






渓谷美を愛でながら歩きます。暑いから水に入ってバシャバシャやりたいけど、この沢はふもとの大又区の 飲料水として使われているのでガマン。こんなきれいで冷たい水が飲めるなんて、ぜいたくだなあ。 カルキ臭い水道水で育ったともちゃんにとってはうらやましい限りです。






カラスウリの花を見つけました。朝に咲いて昼にはしぼむ花なのに、この時間に見られるとは。






ヤマジノホトトギスの花。これを見ると盛夏って感じがします。






時間切れで、稜線の途中、雑木林がきれいなところまで登って引き返しました。もうちょっとで山頂だったのに、 残念!






下山路の急斜面をズルズル滑りながら下ります。足がおかしくなりそう。これでも滝の側の道を下りるよりはマシ。
夏はなるべく渓流沿いの涼しいコースをあるいてもらいたくて、今回のようなセレクションになりましたが、 やはり山頂に立つにはもう少し出発時間が早いほうがいいですね。そうすると近場しか行けないという ジレンマが・・・。毎年悩まされる問題です。

2012/06/25

2012年6月23日 梅雨の晴れ間の奈良・観音峰で、可憐な花と出会う

昔は梅雨と言えば「しとしと」というオノマトペが使われたものですが、最近は「ざあざあ」ですね。
そのざあざあ降りの合間を縫うように晴れた土曜日、奈良の観音峰に登ってきました。


近鉄下市口からバスに乗り、虻トンネルを抜けると、道路わきの気温表示が16度になってました。
登山にはちょうどいい快適な温度です。
観音峰登山は2010年2月以来です。あのときは我々以外誰も山にいなかったけど、今回は駐車場から車があふれていました。






ともちゃんは火曜日にギックリ腰をやったばかり(それでも次の日には仕事で観音峰に登りましたが)で、痛み止めを
飲み、湿布を貼って、腰をかばいながらの登山となりました。いやはや、情けない。






コアジサイが満開。見れば見るほど可愛い花です。花の近くの茎まで青くてきれい。






展望台の前はヒノキが育ちすぎて、双門滝がほとんど見えなくなっていました。






満開のウツギのトンネルをくぐります。






観音峰は休憩ポイントが多くて助かります。涼しいけど、しっかり水分を摂りましょう。






さて、観音平では、本日の目的、ベニバナシャクヤクに遭遇~!!美しい~!!
環境省カテゴリーでは絶滅危惧II類(VU)、近畿レッドデータブックカテゴリーでは絶滅危惧種Aにリスト
されている希少な植物です。群生する白い花のヤマシャクヤクは5月に咲きますが、ベニバナヤマシャクヤクは
今の時期に咲き、あまり群れて生えないそうです。ちなみにシャクヤクといっても、キンポウゲ科ボタン属です。







登山道から外れないよう、根元を踏み固めないように、注意して撮影しましょう。
観音平にはいつからか外来種のジキタリスが繁殖して、他の希少種をおびやかしています。
今日はそれを抜き取るボランティアがたくさん登ってこられてました。







今日登ってきている多くの人たちが、観音平をゴールにしているようでしたが、我々は登山教室。
ここまで来たからには、山頂を踏まなければ。ブナやコナラ、カエデが美しい森を抜けて登ります。







ハルゼミの抜け殻を見つけました。今日はかれらも上機嫌で鳴いてます。






山頂に到着~!






おどろおどろしい形になったブナを見ながら。こんなになってもどっこい生きているのがさすがです。






人が少なくなって、ちょっと落ち着いた観音平で記念写真。






あとはさっさと下山するだけ。がんばっていただいたおかげで、16:01発のバスに間に合うことができました。

2012/06/04

朝日カルチャーセンターのブログに載りました

Mr.Dashとともちゃんが、100コースのうちの12コースを執筆した
るるぶ「大人の遠足BOOK」シリーズ『決定版 関西の山ベスト100』
とともに、この講座のことが紹介されています。

朝日カルチャーのブログ

「センセイの言葉を一緒に載せたいので、何かください」と言われたので、
ちょっと格好つけたコトを言ってしまいました。


このブログがたくさんの人の目にとまって、受講者が増えると嬉しいな。

2012/05/27

2012年5月26日 三度目の正直!六甲・蓬莱峡で岩場歩きの練習

今まで2回企画して、2回とも雨で中止になった「岩場歩きの練習。」今回やっと実施することができました。
晴れたのはいいけど、夏のような暑さとなり、こまめに水分を摂りながら練習します。





まずはトラバース(水平移動)の練習。3点支持と、足でしっかり岩に立つことで岩から身体を離すことを心がけます。
親指の付け根あたりに体重をかけ、つま先で立ちこむのが大切です。手はあくまでもバランスをとるためのもの。
ぶらさがってしまわないように。





次は傾斜のゆるやかな岩場を登ります。なるべく小股で、手の位置もできるだけ身体の近くに置くのがコツ。
ですが、どうしても大股で、思い切り手を伸ばしてしまいがち。これでは早く疲れてしまいます。





岩場を下りる練習も大事です。足を滑らせないよう、慎重に。





「次は私たちの番やわ~」「ドキドキする~。」顔で笑って心は・・・?!





二本足で歩くよりも、手足を使って岩を登るほうが得意そうな人も。





高いところも、安全に歩けば大丈夫なんです。安全であれば、周りの景色を見る余裕もできます。





岩に登った後、ロープに体重を預けて下降する「ロワーダウン」という練習。これができれば、いざというときに
スムーズに危険地帯を脱出することができます。





簡単すぎて物足りない、というみなさんのため、午後は少し長めのルートをご用意しました。ホールドは大きいので、
慎重に手足を運べば、登山靴でもてっぺんまで登ることができます。さて、何人がゴールできるかな?





なんと、ともちゃんの予想を超えて、今日の参加者8人全員が見事にゴール!途中で音をあげる人は誰もいませんでした。
みんな、岩登りの素質あるかも?!
今日のトレーニングは今後の山登りに役立つはずです。安全で快適、楽しい登山を楽しんでいきましょう。

2012/05/07

2012年4月21日 ツツジ満開の大岩ヶ岳で新学期開始!

ともちゃんの週末日帰り登山教室は、今月から新学期です。M原さんのお姉さん、N川さんも加わって、
ますますアットホームな雰囲気になりました。あいにくMr.Dashは東京出張で、代わりにM居さんが
サポートに来てくれました。2年ぶりの登場です。





まだサクラが咲いていて、花見もできました。「ラッキー!」と小躍りするO屋さん。





千苅ダムは、大正から昭和にかけて建設され、土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な
土木構造物2000選 」や、経済産業省の「近代化産業遺産」に選定されています。石張りの斜面を
流れ落ちる景観がとてもきれいです。





ダム湖を見下ろしながら、徐々に高度を上げていきます。コバノミツバツツジのピンクが目にしみるほど。





頂上直下は急坂です。がんばろー!





山頂にて記念写真。いい天気でよかった~。週刊天気予報では連日の雨となっていたけど、ともちゃんの
呪いにも似た(?)祈りが効いて、晴れてくれました。この日の前日、翌日は雨だったので、本当に幸運でした。





東大岩ヶ岳山頂にて。こちらのほうが大きな岩が印象的で、「大岩ヶ岳」らしい感じです。





ここから見下ろすダム湖は面白い形をしています。ハート形という人もいるけど、ともちゃんは「はとサブレみたい」
と思いました。





ツツジ咲く裸地を、のんびり歩きます。





スタート地点の貯水場が見降ろせる尾根。「あそこから登ってきたんやねー。」
あとはゆるゆると斜面を下りて、東山橋を渡り、道場駅に戻ります。